産婦人科、復活!
さて、まずは喜んでおきましょうか。
富士市立中央病院のホームページから原文のまま引用
市民の皆さま、産婦人科を受診する患者さまへお知らせ
(産婦人科医の確保の見通しについて)
富士市立中央病院では、平成21年3月をもって産婦人科医引き揚げの申し入れがありましたことから産婦人科医確保のための方策を図ってまいりましたが、このたび、浜松医科大学から富士市立中央病院の産婦人科の現体制を維持できるよう産婦人科医を派遣すると連絡がありました。
また、平成21年4月からの産婦人科診療が確保される見通しにより、東京慈恵会医科大学から小児科医が引き続き派遣されることとなり、地域周産期母子医療センターの存続が可能となりました。
なお、本年4月から平成21年4月以降の産婦人科を休止することを想定した対応を図ってまいりましたが、産婦人科の診療体制が確保される見通しから、当面周産期医療体制及び救急医療体制を維持することを最優先として、下記のとおり産婦人科診療を行うことといたします。
産婦人科を受診する患者さま、市民の皆さまには大変なご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
平成20年11月6日
院長 山田 治男
地元で子どもを産むことが出来る病院は、3つしかなかったんですよ。市立中央病院が産婦人科再開の目処が立ったことで、4つになったことも嬉しいですが、ハイリスクの分娩の場合、どこも受け入れ出来ない状態だったので、このお知らせは嬉しい。
でも。
諸手を挙げて喜んでいられないのが、下記の記事。
10月25日付 毎日新聞
清水厚生病院(静岡市清水区庵原町、中田恒院長)の産婦人科が、来年3月末で閉鎖される見通しになったことが24日、分かった。浜松医科大が派遣している産婦人科医4人を、来年3月末で引き揚げる方針を同病院に伝えた。病院側は引き続き派遣継続を求めているが見通しは立っていない。
同病院は363床で、産婦人科では年間600~700の分べんを扱ってきた。帝王切開や病気を合併しているリスクの高い出産にも対応している。
4人の引き揚げを今月初めに伝えた浜松医大の金山尚裕教授は「県内では産婦人科医が少なく、全体のバランスを考えて医師の(拠点病院への)集約化を図っている。現在調整中なので、ご理解いただきたい」とコメントしている。病院側も「医師の数が少ない中でやりくりするには、集約化や別の地域への医師の再配置は仕方がない」と話している。
同病院では、来年3月末での産婦人科閉鎖をホームページなどで告知。近隣の医院や総合病院に妊婦や患者の受け入れを要請している。
県内では藤枝市立総合病院が9月に産科を休止。富士市立中央病院でも、産科医4人全員がいなくなる危機に立っており、同市は一定期間の勤務後、開業時に最大1億円を助成する制度を打ち出して産科医を募集している。
結局は、清水厚生病院の医者を富士市立中央病院へ回してもらっただけであり、問題の根本的な解決には至っていない。医者の絶対数が足りないのだから。
医者の言うこともわかる。
同じ「医者」として生計を立てていく以上、直接命に関わる可能性が低いと思われる「内科」と、早朝から深夜まで拘束時間が続き、リスクが高い「産婦人科」とでは、前者を選ぶだろう。しかも、こんな時代だから、病院へのクレームがハンパではないだろうし。
親の立場としては、子どもを安心して産むことが出来る環境になってほしいし、大学病院だかなんだか知らないけど、わがまま言ってるなよ!と考えがちですが![]()
マスゴミ(最近は、本当にゴミだと思っているので。)が、「受け入れ拒否」とか「たらいまわし」とか、偏重報道をするので、逆に医者の立場も考えてあげたいとは思うんだけど、自分のこととなると、やはり、冷静に考えられないんだろうなぁ。
あと数人は子どもがほしいので、誰にお願いしていいのやら、そこんとこ、ヨロシク![]()
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コメント
”同じ「医者」として生計を立てていく以上、直接命に関わる可能性が低いと思われる「内科」と、早朝から深夜まで拘束時間が続き、リスクが高い「産婦人科」とでは、前者を選ぶだろう。しかも、こんな時代だから、病院へのクレームがハンパではないだろうし。”
こういう発想はおかしいです。入院患者で死亡退院が多いのは圧倒的に内科です。産婦人科で妊婦さんがバンバン死んで退院しますか??訂正を求めます。
投稿: | 2009/06/14 08:55